【特集】術前から術後までくまなくフォロー 周術期の薬のトリセツ
◆企画:畑 啓昭(国立病院機構京都医療センター 外科科長/感染制御副部長)
院内でのタスク・シフト/シェアが進むなか、薬剤師を含めた多職種連携による安全な周術期マネジメントの重要性が高まっています。周術期では、術前の持参薬確認や休薬指示、予防的抗菌薬の投与、オペ室での医薬品管理、術後の合併症への薬物療法など、医薬品管理と患者マネジメントを一貫して行うことが求められます。
本特集では、術前から術後までの各段階における適切なマネジメントの考え方を整理し、患者の予後改善のための介入ポイントを解説します。
【特集】術前から術後までくまなくフォロー 周術期の薬のトリセツ
◆企画:畑 啓昭(国立病院機構京都医療センター 外科科長/感染制御副部長)
■特集にあたって
■総論
●医師が伝えたい周術期に薬剤師に介入してほしいこと
■術前にどう介入する? 術前外来と予防的抗菌薬
●術前外来は,いつ・どうやって進める?
●術前の予防的抗菌薬
■術中対応をスムーズに! オペ室の薬品管理の勘所
●ハイリスク薬の管理
●麻薬の管理
●麻酔総論と麻酔チャートの見方――薬剤・バイタル変動
●消毒薬の選び方,使い方
■術直後に気をつけたい よくある急性期合併症
●血圧低下・血圧上昇
●術後の悪心・嘔吐(PONV)
●術後疼痛
●発熱
●感染症
●虚血性心疾患,心不全
●外科手術後に起こりうる脳血管疾患
●急性腎障害(AKI)
●術後の不眠・せん妄
●静脈血栓塞栓症
●周術期の下痢および便秘
●胃・十二指腸潰瘍
■長期的な術後フォローのポイントは? よくある晩期合併症
●リンパ浮腫
●胃切除後障害
●短腸症候群
【取材】
INTERVIEW
●書籍「循環器疾患にかかわる薬剤師の思考・視点がわかる 循薬ドリル」の編集者に聞く 「考える力」で挑む循環器疾患の薬物治療
【連載】
●のんびりDI談話室[4]
電子添文「ちょっと気になる」話──医薬品マスタ担当者からの小さな気づき
●おくすり瓦版[1] *新連載
外国人患者対応と英語版くすりのしおり
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[1] *新連載
シックデイ・緊急対応の基本を理解しよう
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[2]
抗菌薬の点滴から経口薬への切り替え──タイミングとチョイスは最適ですか?
●5のStepで使いこなす薬物動態学[4]
腎障害時にアピキサバンの血中濃度はどう変化する? 後編 血中濃度の変化を評価してみよう
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[7]
一石十五鳥! がん緩和薬の説明技法
●振り返れば国試[22]
緑内障の薬物治療のポイントは?
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[18]
腎・透析領域 慢性腎臓病患者への血液透析導入を考慮した治療介入は?
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[12]
結果の解釈と考察
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[54]
ブイタマーⓇクリーム1%(タピナロフ)
●ジャーナルクラブの広場
その他
●今月の読者プレゼント
●書評 病棟・ICU・ERで使える クリティカルケア薬Essence & Practice Update for 2025-27
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
【特集】栄養障害を見逃さない! 臨床栄養の新戦略と実践テクニック
企画:松本 彩加(熊本リハビリテーション病院サルコペニア・低栄養研究センター)
■総論――臨床栄養の新戦略
●栄養障害とは――栄養障害の分類と栄養ケア
●低栄養の世界共通診断基準――GLIM基準
●薬剤性低栄養と臨床推論
●サルコペニアの概念と薬剤関連サルコペニア
●オーラルフレイルと薬剤性嚥下障害・口腔機能障害
■実践したくなる栄養製剤の使い方
●経口的栄養補助(ONS)の使い方と経腸栄養製剤の特徴
●静脈栄養活用術――SPN(補完的静脈栄養)による栄養サポート
●在宅栄養療法のコツ
●微量元素欠乏症の治療と関連薬剤
●薬剤‐栄養素間相互作用
■ここがポイント! 病態別栄養管理と栄養ケア
●集中治療室の栄養障害・栄養ケア
●周術期の栄養管理
●慢性腎臓病の栄養障害・栄養ケア
●肝硬変の栄養障害・栄養ケア
●高齢糖尿病患者の栄養療法――若年者と何が違う?
●肥満症の栄養管理――薬物療法と外科的治療
●認知症高齢者の栄養ケアと食支援
●がん悪液質の診断と栄養ケア
■NEW TOPICS
●リハ栄養口腔連携における薬剤師への期待
●地域一体型NST
◆企画:畑 啓昭(国立病院機構京都医療センター 外科科長/感染制御副部長)
院内でのタスク・シフト/シェアが進むなか、薬剤師を含めた多職種連携による安全な周術期マネジメントの重要性が高まっています。周術期では、術前の持参薬確認や休薬指示、予防的抗菌薬の投与、オペ室での医薬品管理、術後の合併症への薬物療法など、医薬品管理と患者マネジメントを一貫して行うことが求められます。
本特集では、術前から術後までの各段階における適切なマネジメントの考え方を整理し、患者の予後改善のための介入ポイントを解説します。
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