調剤と情報 2024年6月号(Vol.30 No.8)

【特集】 大変革時代の到来 薬局・薬剤師の新しい価値を創る

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特集 大変革時代の到来 薬局・薬剤師の新しい価値を創る

 

コロナ禍、人工知能(AI)、医療DX、超高齢社会、人口減少など、社会情勢や薬局を取り巻く環境は劇的に変化しています。それに伴い、薬局や薬剤師に対するニーズもどんどん変化しているのが現状です。このニーズの変化に応えられる薬局や薬剤師が生き残り、新たなに求められる薬剤師になっていくのではないでしょうか。

 

本特集では、薬局・薬剤師のニーズの変化の歴史を振り返りながら、大変革時代のこれからの薬局・薬剤師に求められる能力や貢献は何かを考え、それを実現するために具体的にどのような活動や業務を創ればよいのか、そこに薬局があり薬剤師がいることの新しい薬局・薬剤師の価値をどうすれば創ることができるのか、先進的事例を通して考えていきます。

 

編著
日本薬剤師会/監修 じほう/編
発行日
2024年6月
判型
A4変型判
ページ数
116頁
商品コード
94393
次号予告

●特集 粉砕可否にどう影響? 製剤上の工夫と粉砕を考える

 

■粉砕(脱カプセル)の有用性とリスク

・高齢者

・小児

■粉砕することにより生じる相互作用

・徐放性製剤の仕組み別 粉砕の影響を考える

・製剤上の工夫を知る

 

調剤業務において、錠剤の粉砕や脱カプセルを判断しなければならない場面に日々遭遇します。また、薬剤師の知らないところで、看護師や介護職などの製剤の専門知識を学んでいない職種の人達が、徐放錠なども関係なく潰してしまい健康被害が生じているケースもあります。

本特集では、製剤に施された工夫と粉砕が与える影響について解説し、粉砕可否について考えます。また、薬剤師以外の職種に説明する際のバックグラウンドとなるような情報を解説します。