【特集】 心不全薬物治療の新常識 Fantastic FourのQ&A
企画:寺島 純一(公立陶生病院 医療技術局薬剤部)
高齢化が進むわが国では心不全患者もそれに伴い増加しており、2030年には130万人に到達するとされています。普段の薬局業務においても、心不全患者の来局は今後さらに増えていくでしょう。しかし、心不全薬物治療の中心となるFantastic Fourの導入率はまだ十分とはいえず、使い方に疑問を抱いている薬剤師もいるのではないでしょうか。
本特集では、Fantastic Fourにまつわるさまざまな疑問に焦点をあて、エビデンスをもとに解説します。患者の状況や他の疾患、併用薬との相互作用など、さまざまな要素が絡むなかで、ケースごとに適切な薬学的介入ができる内容になっています。
●特集 心不全薬物治療の新常識 Fantastic FourのQ&A
企画:寺島 純一(公立陶生病院 医療技術局薬剤部)
①心不全治療においてFantastic Fourはなぜ注目されているのか?
寺島 純一
【Pick Up】HFrEFとHFpEF
寺島 純一
②β遮断薬に関するQ&A
伊東 和真
③MRAに関するQ&A
千葉 貴志
④ARNIに関するQ&A
岩田 晃佳
⑤SGLT2阻害薬に関するQ&A
木下 照常
⑥Fantastic Fourの処方について,患者背景による観察のポイントや注意点などは?
寺島 純一
⑦Fantastic Fourが処方されていない心不全があるのはなぜ?
寺島 純一
【Pick Up】薬剤師が心不全領域で取得しておくべき資格「心不全療養指導士」のススメ
寺島 純一
今月の話題/日本薬剤師会
処方・調剤・保険請求のQ&A/日本薬剤師会
【連載】
●OTC48プロデュース 医師がサポートする薬剤師のための市販薬販売戦略! *新連載
口内炎用薬
岸田 直樹
●3 STEPで違いがわかる 同種・同効薬ととのえ帳
ノルレボ®錠vsトリキュラー®錠──緊急避妊薬と経口避妊薬の違いは?
佐々木 裕香,村阪 敏規
●RxInfo TV
カードゲームで学ぶチーム医療「メディスタ!」
今井 将太
●症状別! 迷子にならない OTCセルフケアマップ
尿トラブルに使う市販薬
北山 雅大
●聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと
高齢者こそトレーニングを! フレイル予防のためのトレーニングの重要性
谷本 道哉
●気持ちに寄り添う メンタル不調との向き合いかた
メンタルヘルスケアの大切さ
浜内 彩乃
●女性の頭痛マネジメント
ライフステージ・ライフイベントにおける女性の頭痛
稲垣 美恵子,河谷 春那
●病気の前だからこそ薬局で取り組む!「身体の不調」改善アプローチ講座
気血水改善アプローチにおける立案(方剤選択)
喜多 敏明
●あつまれ薬局1年生 本当は僕が新人のときに知りたかった薬局スキル
勉強する時間を確保できません!
鈴木 邦彦
●新薬くろ〜ずあっぷ
ターゼナ®カプセル0.1mg,0.25mg,1mg
樋口 純一,髙栁 和伸
●研究ジャングル探検隊 研究から探る薬局・薬剤師の現在と未来
妊婦初期における麻黄含有漢方薬の使用と出生児の先天形態異常との関連──東北メディカル・メガバンク計画三世代コホート調査
野田あおい
●まぜるな危険? 知って得するシロップ・ドライシロップの配合変化
ベタメタゾンシロップ
細谷 順
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
●特集 認知症パンデミック時代における薬剤師の役割
地域包括ケアシステムの構築のめどとなっている2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になるといわれています。2040年には800万人に達し、その社会的コストは21兆円を上回ると推計されています。認知症治療において、早期発見と継続した薬学的管理が、患者予後の面にも社会的コストの面にも重要であることは明らかです。したがって薬剤師の職能が発揮され、活躍が期待されています。
本特集では、「認知症パンデミック時代における薬剤師の役割」をさまざまな視点で検討します。
・認知症パンデミック時代における薬剤師の役割とは
■薬剤師の役割
・認知症早期発見のためにできること"
・認知症を疑う前に考慮する「薬剤性認知機能障害」
・抗認知症薬と服薬フォローアップの注意点
・患者の認知機能に応じた服薬指導
・認知症が疑われる患者に対してとるべき行動――病院と薬局それぞれの目線から
・認知症治療体系「コウノメソッド」における薬局
企画:寺島 純一(公立陶生病院 医療技術局薬剤部)
高齢化が進むわが国では心不全患者もそれに伴い増加しており、2030年には130万人に到達するとされています。普段の薬局業務においても、心不全患者の来局は今後さらに増えていくでしょう。しかし、心不全薬物治療の中心となるFantastic Fourの導入率はまだ十分とはいえず、使い方に疑問を抱いている薬剤師もいるのではないでしょうか。
本特集では、Fantastic Fourにまつわるさまざまな疑問に焦点をあて、エビデンスをもとに解説します。患者の状況や他の疾患、併用薬との相互作用など、さまざまな要素が絡むなかで、ケースごとに適切な薬学的介入ができる内容になっています。
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