製剤の達人による製剤技術の伝承

製剤設計・製造技術の新たな潮流

¥13,200

●開発事例を多数紹介
レギュレーションに特化した項目を追加

本書は、製剤の達人による製剤技術の伝承の第3弾として、日本薬剤学会認定の製剤の達人が、経口・非経口投与製剤の処方設計から製造法までを基礎から解説し、具体的な研究成果・開発事例もあわせて紹介。
各項目の最後には、製剤技師認定試験と同形式の問題も掲載しており、改めてポイントを確認できます。製剤開発、医薬品製造にかかわる方におすすめの1冊で、製剤技師認定試験の参考書としても活用できます。

編著
岡田 弘晃、吉野 廣祐/監
日本薬剤学会 製剤技術伝承委員会/編
発行日
2017年5月
判型
B5判
ページ数
568頁
商品コード
49695
ISBN
9784840749695
カテゴリ
目次

・序論 ―製剤技術の新たな潮流―

岡田弘晃

・製剤設計総論 ―固形製剤の品質設計―

脇山尚樹

・固体分散体製剤技術による経口吸収性変動の抑制

尾上誠良

・経口製剤のバイオアベイラビリティと生物学的同等性

村主教行

・原薬特性の評価と製剤設計

米持悦生

・製剤品質を左右する粉砕・造粒・乾燥・整粒・混合工程

山田昌樹

・良好な混合均一性/含量均一性の確保と打錠工程でのスケールアップ

青木 茂

・製剤工程におけるメカノケミストリー

高橋嘉輝

・医薬品の苦味の評価と苦味マスキング

岩田基数

・微粒子コーティング技術

福森義信

・放出制御技術を適用した経口製剤

福田誠人

・流動層装置の粒子挙動に着目した運転条件の考察

夏山 晋

・造粒コーティング装置のコンテインメント

武井成通

・口腔内崩壊錠の開発設計

水本隆雄

・固形製剤における医薬品添加剤と製剤設計 ―セルロース誘導体を例に学ぶ―

小久保宏恭、丸山直亮

・固形製剤と包装設計

根岸宗広

・製剤開発研究における品質リスクマネジメントの活用

石川英司

・【トピックス】米国留学と現地バイオ企業での勤務体験 ―サイエンスを取り巻く文化と考え方―

松村正純

・【トピックス】バイオ医薬品開発の現状とDDS技術

岡田弘晃

・注射剤開発入門 ―注射剤の処方設計と工業化―

須藤浩孝

・注射型DDSの製剤設計:リポソーム医薬品の創製を例として

菊池 寛

・抗体医薬品の製剤設計

山崎忠男

・製剤化工程におけるシングルユース無菌充てんアセンブリの活用

井出直人、矢吹知佳子、加藤真司

・注射剤の不溶性異物管理注射剤の不溶性異物管理

片山博仁

・注射剤キット製剤開発におけるポイントとトレンド

大島英彦

・無菌環境への対応とアイソレータシステム技術の進展

谷本和仁

・高活性無菌製剤工場の設計

川崎 誠

・点眼剤開発の基礎

森島健司

・経肺投与製剤の設計と留意点

佐藤哲也

・鼻に適用する製剤の製剤設計と開発

丸尾 享

・経皮呼吸型製剤の製剤設計

松原智子

・医薬品包装の現状と将来

久保田清

・医薬品製造とGMPの役割

宮嶋勝春

・科学とリスクマネジメントをもとにしたICH国際調和活動と製剤開発研究

檜山行雄