【特集】 摂食嚥下障害だけじゃない!? 錠剤嚥下障害
●特集 摂食嚥下障害だけじゃない!? 錠剤嚥下障害
企画:倉田 なおみ(昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門 客員教授/臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門 客員教授)
「錠剤嚥下障害」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。実は、「摂食嚥下障害」ではないにもかかわらず、「錠剤(薬)を飲めないという人」は少なくないのです。したがって、「服薬における嚥下」は「食事における嚥下」とは別のこととして考える必要がありますが、いままで問題視されることはありませんでした。しかしながら、患者は服薬に不安を感じたり、我慢しながら服薬を続けており、薬剤師による錠剤の嚥下能力評価に基づいた服薬の対応策が求められます。
本特集では、「錠剤嚥下障害」の基礎や現状・課題について解説します。さらに、国内初の服薬時の嚥下に特化した自記式アセスメントツール「PILL-5[日本語版]」などについて紹介します。
●特集 摂食嚥下障害だけじゃない!? 錠剤嚥下障害
企画:倉田 なおみ(昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門 客員教授/臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門 客員教授)
「錠剤嚥下障害」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。実は、「摂食嚥下障害」ではないにもかかわらず、「錠剤(薬)を飲めないという人」は少なくないのです。したがって、「服薬における嚥下」は「食事における嚥下」とは別のこととして考える必要がありますが、いままで問題視されることはありませんでした。しかしながら、患者は服薬に不安を感じたり、我慢しながら服薬を続けており、薬剤師による錠剤の嚥下能力評価に基づいた服薬の対応策が求められます。
本特集では、「錠剤嚥下障害」の基礎や現状・課題について解説します。さらに、国内初の服薬時の嚥下に特化した自記式アセスメントツール「PILL-5[日本語版]」などについて紹介します。
①錠剤嚥下障害と問題点
倉田 なおみ
錠剤嚥下障害とは?
②錠剤嚥下障害の病態
原 和也、津幡 拓也、藤島 一郎
③錠剤嚥下障害の現状と今後
大坪 博子
④脳神経内科疾患の患者における錠剤嚥下障害の評価
田中 広紀、山口 天士、髙橋 伸幸
⑤入退院支援センターでのPILL-5を用いた評価を経験して
飯田 純一
⑥通常食が摂れる患者でも錠剤嚥下障害の可能性がある
輿石 徹
⑦薬局のアンケート調査結果にみる実際の課題
坪内 理恵子
⑧管理栄養士と協働した外来患者の錠剤嚥下障害の評価
宇都宮 励子
⑨錠剤嚥下障害患者に対する粉砕不適薬剤の粉砕をなくすための取り組みと解決法
鈴木 慶介
【Pick Up】
⑩摂食嚥下障害に取り組んできた医師が経験した錠剤嚥下障害
野﨑 園子
【Pick Up】
⑪摂食嚥下障害患者における服薬の困難性について
菊谷 武、田中 公美、坂詰 智仁、佐藤 路子
【Pick Up】
⑫錠剤を粉砕することの問題点
今野 勉
今月の話題/日本薬剤師会
処方・調剤・保険請求のQ&A/日本薬剤師会
【連載】
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継続力を身につけたいです!~薬剤師としての成長戦略は?~
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●聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと
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早坂 信哉
●新薬くろ〜ずあっぷ
ジンタス🄬錠25mg,50mg
後藤 伸之
News & Topics
日本薬剤師研修センターだより
●特集 明日から始めるAMR対策――抗菌薬の適正使用の手引き
薬剤耐性菌の増加により、2050年には全世界で1,000万人が死亡すると予想されており、抗菌薬の適切な使用は医療における喫緊の課題といえます。2023年に発表された「AMR対策アクションプラン 2023-2027」では薬剤耐性菌の出現を防ぐためにさまざまな取り組みが策定され、薬局薬剤師には抗菌薬を適切に使用するためにその処方の妥当性を判断し、積極的に疑義照会することが期待されています。
本特集では、抗菌薬の使用頻度の高い疾患別に、正しい抗菌薬の使用法について、仮想不適切症例をベースに解説します。
・はじめに:抗菌薬使用における課題と薬剤師のかかわり
・AMR対策アクションプラン2023-2027の現状と成果
・抗菌薬の適切な使用法──耐性菌を生まないためにできること
急性鼻副鼻腔炎,急性咽頭炎,急性気管支炎,尿路感染症,感染性下痢症
[Pick Up]歯科領域におけるAMRへの関わり
[Pick Up]抗HIV薬の薬剤耐性
[Pick Up]薬局から発信するAMR対策
[Pick Up]在宅医療とスタンダードプリコーション──MRSA等耐性菌保菌への対応
[Pick Up]日本薬剤師会が発信するこれからのAMRへの取り組み
●特集 摂食嚥下障害だけじゃない!? 錠剤嚥下障害
企画:倉田 なおみ(昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門 客員教授/臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門 客員教授)
「錠剤嚥下障害」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。実は、「摂食嚥下障害」ではないにもかかわらず、「錠剤(薬)を飲めないという人」は少なくないのです。したがって、「服薬における嚥下」は「食事における嚥下」とは別のこととして考える必要がありますが、いままで問題視されることはありませんでした。しかしながら、患者は服薬に不安を感じたり、我慢しながら服薬を続けており、薬剤師による錠剤の嚥下能力評価に基づいた服薬の対応策が求められます。
本特集では、「錠剤嚥下障害」の基礎や現状・課題について解説します。さらに、国内初の服薬時の嚥下に特化した自記式アセスメントツール「PILL-5[日本語版]」などについて紹介します。
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