JAMT技術教本シリーズ

神経生理検査技術教本

¥5,060

●神経生理検査における信頼性の高い検査結果を得るために!
検査および解析から機器の適切な使用法まで最新の知見を満載!

 
神経生理検査で信頼性の高いデータを得るには、神経生理学、臨床的知識、電気工学などの幅広い知識が求められます。本書では、難しくとっつきにくいと考えられがちなこれらの分野の基礎について初心者にもわかりやすく解説するとともに、脳波検査、睡眠検査、神経伝導検査、筋電図検査、誘発電位検査、経頭蓋磁気刺激検査など、検査実務で役立つ情報を満載しています。
神経生理検査とはどのようなものなのか? どのようにすれば記録が行えるのか? また、機器を上手に使うにはどのようにすればよいのか?最新の知識と方法をできるだけ多く盛り込み、検査業務の中でぶつかる疑問に答えます。


本書のポイント

・脳波検査の手順、電極配置から正常脳波と異常脳波の鑑別まで網羅。
・脳神経筋系の解剖生理学的基礎知識をシンプルかつ体系的に学べる。。
・脳磁図検査、光トポグラフィ検査などの検査法や術中モニタリングまで広く解説。
・アーチファクトの影響を受けずに正しい検査結果を導き出すコツを会得。
・脳波検査、誘発電位検査、神経伝導検査をイチから学びたい方に最適。

 

「JAMT技術教本シリーズ」について
日本臨床衛生検査技師会(JAMT)が企画母体となり、「検査技師による検査技師のための」技術教本として臨床検査技師が行う標準的業務に必要な実務知識・手技・手法を網羅的に提供するシリーズ。新たなニーズや技術進歩に対応し、蓄積されたノウハウも盛り込んで、当該分野で求められるスタンダードなあり方をさし示す。

訂正情報

編著
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会/監
発行日
2015年8月
判型
A4判
ページ数
261頁
商品コード
47530
ISBN
9784840747530
カテゴリ
目次

1章 人体の機能と構造、神経系検査の基礎

1.1 神 経

1.2 末梢神経

1.3 中枢神経


2章 脳波検査

2.1 脳波検査の基礎

2.2 正常脳波

2.3 異常脳波


3章 睡眠障害についての疾患と検査法

3.1 睡眠ポリグラフ検査

3.2 反復睡眠潜時検査


4章 誘発電位検査

4.1 誘発電位検査総論

4.2 聴性脳幹反応

4.3 短潜時体性感覚誘発電位

4.4 視覚誘発電位

4.5 事象関連電位

4.6 交感神経皮膚反応

4.7 経頭蓋磁気刺激の基礎


5章 神経伝導検査

5.1 神経伝導検査の基礎

5.2 上肢神経伝導検査

5.3 下肢神経伝導検査

5.4 神経伝導検査の対象となる代表的疾患


6章 針筋電図検査

6.1 針筋電図検査の基礎と実際


7章 術中モニタリング

7.1 術中モニタリングの基礎知識

7.2 術中モニタリングの検査法


8章 脳死判定

8.1 遵守する項目

8.2 法的脳死判定記録を行うためのポイントと検査法

8.3 脳死判定の報告


9章 その他の神経生理検査

9.1 脳磁図検査

9.2 光トポグラフィ検査―近赤外線分光法


10章 神経生理検査におけるBME

10.1 神経生理検査のME機器

10.2 医用室・検査環境

10.3 安全対策