パズルで紐解く病態別栄養療法

¥4,180

●病態・栄養・薬剤・検査値の知識が結びつく栄養療法の実践書!
●すぐにできる栄養評価のコツや低栄養を見逃さないための視点・思考スキルを伝授!
●これからの成人の低栄養診断基準:GLIM基準に対応!

 
患者の栄養状態は、疾患の治療、回復、悪化防止と密接に関わっているため、その評価は適切な栄養療法を実施するうえで重要です。栄養療法を適切に行うためには、基本的な知識に加え、患者のさまざまな所見から問題点を抽出し、それぞれに対するアプローチを考えるトレーニングが求められます。
本書は、病棟で遭遇する栄養療法がカギを握る悩ましい疾患・病態について、質の高い実践的な症例を用いて問題点を抽出したのち、エキスパートとともにパズル形式で解決策を導きだす構成で、栄養評価や問題解決のための思考プロセスを惜しみなく解説します。さらに、非専門医・薬剤師もすぐに実践できるようGLIM基準を用いた栄養評価のコツも伝授。栄養療法を一通り学んだけれど、いま一つうまくいかない、いつもの栄養療法を見直したい医療者に手に取っていただきたい栄養療法の実践書です。
編著
吉田 貞夫/著
発行日
2025年1月
判型
B5判
ページ数
204頁
商品コード
56259
ISBN
9784840756259
カテゴリ
目次

第1章 低栄養患者を見逃さない すぐにできる栄養評価法

 ①栄養スクリーニング・アセスメントの基礎知識

 ②栄養スクリーニング・アセスメントツールの特徴と使い方

 ③GLIM 基準による低栄養診断

 

第2章 栄養療法を紐解くために知っておきたいピース

 ①体液バランス

 ②電解質の異常

 ③サルコペニア・フレイル

 

第3章 パズルで紐解く病態別栄養療法

 ①糖尿病患者の血糖を改善させるために

  必要なピースはどれ?

 ②慢性腎臓病に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ③低ナトリウム血症に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ④慢性閉塞性肺疾患の低栄養に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑤長期絶食に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑥肝硬変に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑦慢性便秘症に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑧胃がん術後の低栄養に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑨高齢者の摂食障害に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑩肺炎に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?

 ⑪心不全の低栄養に適切に対応するための

  ピースはどれ?

 ⑫敗血症に適切に対応するために

  必要なピースはどれ?