図表でわかる栄養療法

―基礎から学ぶ臨床―

¥2,750

●栄養療法の実践に欠かせない知識・情報を網羅!

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患者の栄養管理・栄養療法を実践するうえで押さえるべきポイントを、第一線で活躍する執筆者陣が経験に基づき、わかりやすく解説。基礎から応用までの豊富な内容を図表でコンパクトにまとめました。NSTの業務はもちろん、院内のあらゆる場面で幅広く活用できる1冊です。

編著
東海林 徹(奥羽大学薬学部医療薬剤学)/編
発行日
2013年3月
判型
B5判
ページ数
205頁
商品コード
44232
ISBN
9784840744232
カテゴリ
目次

Ⅰ章 栄養療法に必要な基礎知識

1.慢性的飢餓(マラスムス)と急性的飢餓(クワシオルコル)のとらえ方

2.慢性的飢餓と急性的飢餓のとらえ方

3.Lean Body MassとNitrogen Death

4.感染症・褥瘡治療における栄養管理

5.腸管免疫機構の重要性

6.Immunonutritionとは

7. Immunonutritionとしてのグルタミンの役割

8.栄養の補給経路の選択

9.refeeding syndromeとは

 

Ⅱ章 栄養療法の生化学

1.栄養素の同化と異化               

2.栄養素の消化吸収・代謝

3.呼吸商とその臨床上の意味     

4.飢餓時の栄養素の代謝                          

 

Ⅲ章 栄養アセスメント

1.日本人の食事摂取基準

2.栄養状態を把握するには

3.栄養障害のスクリーニング

4.SGAとODA

5.RTP(Rapid Turnover Protein)とは

 

Ⅳ章 身体に必要な電解質と水分量

1.身体の水分量と電解質の割合

2.浸透圧とミリ当量の計算

3.水の移動と浸透圧の関係

4.低栄養時の浮腫

5.Naイオンの働き

6.Kイオンの働き

7.重炭酸イオンの働き

 

Ⅴ章 栄養素投与量の決定

1.1日に必要な総エネルギー量・三大栄養素量とその求め方

2.1日に必要な水分量の考え方

3.1日に必要な電解質量の考え方

 

Ⅵ章 濃厚流動食と経腸栄養製剤

1.栄養投与ルートの種類

2.経腸栄養法での留意点

3.経口栄養法での留意点

4.誤嚥性肺炎の原因と対策

 

Ⅶ章 静脈栄養剤

1.静脈栄養剤の種類と特徴

2.中心静脈栄養法

3.輸液フィルター 

4.ドレッシング剤の使い方    

5.在宅での輸液管理の注意点   

6.輸液製剤の滴定酸度      

7.添加剤亜硫酸塩の功罪     

8.ヘパリンロックとは           

 

Ⅷ章 症例でみる栄養療法の実際

 

 付録 NSTチェックリスト