在宅訪問・かかりつけ薬剤師のための
●在宅訪問の前に読んでおきたい虎の巻!
●現場で遭遇する数々の難問への対応がわかる!
本書は、在宅患者訪問薬剤管理指導および居宅療養管理指導について、地域で携わる、またはこれから携わろうとしている薬剤師に向けて、医師、歯科医師、看護師を含めた多職種の達人が実際のポイントをわかりやすく整理。
「薬剤師として何をすればよいのか?」という在宅訪問の基本から、服薬管理に重要な服薬アセスメントの方法や注意点、それにもとづく身体的服薬能力と服薬管理能力の把握方法・改善方法、さらに薬のプロフェッショナルである薬剤師として把握しておくべき在宅患者における病状、副作用の把握方法についてなど、服薬管理における「コツとわざ」をまとめています。
序章 患者のための薬局ビジョンとかかりつけ薬剤師・薬局について
Part 1 在宅訪問の基本
Q1 在宅訪問で、まず最初に行うことはなんでしょうか。
Q2 患者さんに初めて連絡をとる際に気をつけることはなんでしょうか。注意事項はありますか。
Q3 在宅訪問の際、もち物としてどのようなものが必要でしょうか。
Q4 初回訪問ですることはなんでしょうか。
Q5 初回訪問後にすることはなんでしょうか。
CHECK 訪問薬剤管理指導業務における薬局業務の流れと留意点
Part 2 服薬アセスメントと処方薬整理の基本
Q6 「服薬アセスメント」とはなんですか。
Q7 服薬アセスメントを上達させるコツはありますか。
Q8 薬剤師がフィジカルアセスメントを実施する目的はなんですか。
Q9 患者さんの服薬能力から、負担が大きすぎると判断する服薬量、および一度に服薬できる薬剤の種類数の基準を教えてください。
Q10 服薬アセスメントの方針としては、服薬量を減らしていくことが重要でしょうか。患者さんや家族の薬への依存性が高い場合、どのように対応したらよいでしょうか。
Part 3 身体的服薬能力と服薬管理能力の把握方法と改善方法
Q11 患者さんがきちんと薬を飲めているかをどのように把握すればよいでしょうか。現場でのアセスメント方法を教えてください。
Q12 加齢による機能低下や、疾患による機能低下を考慮した服薬指導の工夫を教えてください。
Q13 口腔内の残薬や傷の有無などを確認するための工夫を教えてください。
Q14 薬の副作用で起こる口腔内所見や嚥下障害(薬剤性嚥下障害)には、どのようなものがありますか。薬剤性嚥下障害を疑う場合の対応を教えてください。
Q15 誤嚥性肺炎の予防のための注意点を教えてください。
Q16 患者が内服できるような工夫と、剤形や内服回数を変更するための医師への照会について、手順やトラブルを回避する工夫を教えてください。(患者さんの身体機能や介護者を含めた社会環境への適応を考え、内服可能になる工夫)
Q17 お薬カレンダーでは患者さんの服薬管理が不十分な場合、ほかに利用できる服薬支援・管理ツールはありますか。
CHECK 患者さんの服薬能力チェックリスト①~④
①医師への疑義照会時の確認事項チェックリスト
②患者さんの口腔内確認チェックリスト
③薬剤性嚥下障害を疑うチェックリスト
④誤嚥性肺炎のリスクチェックリスト
Part 4 病状,副作用の把握方法
Q18 抗認知症薬処方時の服薬管理のポイントについて、教えてください。
Q19 向精神薬処方時の服薬管理のポイントについて、教えてください。
Q20 在宅ケアとはどのようなものでしょうか。病院で行う入院治療と何が違うのでしょうか。
Q21 オピオイド処方時の服薬管理のポイントについて、教えてください。
Q22 漢方製剤処方時の服薬管理のポイントについて、教えてください。
Q23 在宅の患者さんにおける下剤処方時の服薬管理のポイントについて教えてください。
CHECK 便秘の警告徴候チェックリスト
Part 5 患者・家族の理解の方法(人物像・生活環境に迫る方法)
Q24 患者さんの人物像や生活環境をどのように、どこまで把握したらよいでしょうか。
Q25 患者さんや家族と信頼関係を築くためには、どのくらいの期間で、どのようなときに、どのようなこと聞いていくのでしょうか。
Q26 患者さんの病気の理解度を確かめる目的はなんですか。また、その方法を教えてください。
Q27 療養環境をどのように評価すればよいでしょうか。療養環境が不安定になる要因と、それらの情報の共有方法について教えてください。
Q28 療養期間が長くなり、療養環境も安定しました。自分の役割に疑問が生じてきました。そのようなときは誰にどのように相談すればよいでしょうか。
Q29 大きな変化が予測されるとき、大きな選択が必要なときに、どのように患者さんや家族を支えていけばよいでしょうか。
Q30 患者さんや家族とうまく付き合えなくて、訪問することが負担になっています。どのように立て直していけばよいでしょうか。
Part 6 困難事例になりがちな場面での対応のしかた
Q31 患者さんが服薬を拒否(拒薬)していたり、家族や介護者が服薬に対して非協力的であったりする場合に、どのように服薬管理したらよいでしょうか。
Q32 患者さんの認知機能が落ちてきたことを把握する方法と、それを多職種で共有するときの注意点について教えてください。
Q33 精神症状のある患者さんについて症状悪化時の対応の注意点を教えてください。
Q34 患者さんが処方されている医薬品の使用上の注意を自ら理解し、気をつけることができる状態ではありません。どのように対応したらよいでしょうか。
Q35 患者さんと医師の関係が悪く、板挟みになりました。どうすればよいでしょうか。
Q36 患者さんが医師の診察において、実際の疾患の状況・生活環境とはかけ離れた話をしています。どのように対処すればよいでしょうか。また、患者さんの薬に対する依存性が強い場合、どのように調整していけばよいでしょうか。
Part 7 緊急時対応および病院との入退院の調整
Q37 患者さんや家族等から緊急連絡があった場合、どのように対応すればよいでしょうか。
Q38 医師等からの緊急連絡時に医薬品や医療材料の在庫がない場合,どのように対応すればよいでしょうか。
Q39 患者さんの退院時には、どのように対応すればよいのでしょうか。
Q40 患者さんの入院時に備えた対応について教えてください。
Q41 資格を要する医薬品と、それらの資格の取り方や無菌調剤の体制づくり、また、特定保険医療材料の交付体制づくりについて、教えてください。
Part 8 かかりつけ薬剤師制度に関して
Q42 平成28年4月改正の調剤報酬において、かかりつけ薬剤師・薬局の評価にかかる調剤報酬の項目について教えてください。
Q43 「かかりつけ薬剤師」として役割を発揮するのに、準備はどのようにしたらよいでしょうか。
Q44 かかりつけ薬剤師指導料およびかかりつけ薬剤師包括管理料の施設基準にある、「特に、(3)医療に係る地域活動の取組に参画している」について、どのような対応が必要でしょうか。
索引
●在宅訪問の前に読んでおきたい虎の巻!
●現場で遭遇する数々の難問への対応がわかる!
本書は、在宅患者訪問薬剤管理指導および居宅療養管理指導について、地域で携わる、またはこれから携わろうとしている薬剤師に向けて、医師、歯科医師、看護師を含めた多職種の達人が実際のポイントをわかりやすく整理。
「薬剤師として何をすればよいのか?」という在宅訪問の基本から、服薬管理に重要な服薬アセスメントの方法や注意点、それにもとづく身体的服薬能力と服薬管理能力の把握方法・改善方法、さらに薬のプロフェッショナルである薬剤師として把握しておくべき在宅患者における病状、副作用の把握方法についてなど、服薬管理における「コツとわざ」をまとめています。
価格 |
---|
SKU |
評価 |
割引 |
ベンダー |
タグ |
重さ |
在庫 |
簡単な説明 |
Description here
Description here