抗がん薬おさらい帳

¥2,860

●抗がん薬治療の基本的な考え方や実際がわかる!

『抗菌薬おさらい帳』の姉妹書。おさらい帳シリーズ第2弾は「抗がん薬」を取り上げています。抗がん薬やがん治療の基礎知識から気をつけたいポイント、患者や医療関係者間のコミュニケーションまで幅広く学べます。執筆陣は、がん治療の最前線で日々戦い続ける医師と薬剤師。初心者がつまずきやすいポイントにも目を配った解説で、抗がん薬の知識に自信のない若手にも、若手を教育する中堅にも新しい発見のある1冊。

編著
倉橋 基尚、後藤 愛実、坂井 大介、
竹内 雅代、細田 洋平、眞継 賢一/著
発行日
2017年6月
判型
A5判
ページ数
224頁
商品コード
49855
ISBN
9784840749855
カテゴリ
目次

其の壱 腫瘍を理解する

1.腫瘍はなぜできる の巻

2.腫瘍って何? の巻   

3.腫瘍のできる臓器って? の巻   

4.癌とがんの違い の巻   

5.腫瘍を見つけるための検査 の巻


まとめ


其の弐 抗がん薬を理解する

1.抗がん薬はなぜ覚えにくい? の巻

2.勉強時の落とし穴 の巻

3.抗がん薬治療のレジメンって? の巻

4.抗がん薬のADME の巻

5.抗がん薬:妊孕性や若年者への対応は? の巻


まとめ


其の参 抗がん薬の特徴と覚え方

1.分子標的薬 の巻

2.殺細胞性抗悪性腫瘍薬 の巻

3.抗腫瘍ホルモン関連薬 の巻

4.その他の抗がん薬 の巻


まとめ


其の四 処方のここに注目!

1.患者の全身状態を理解する の巻

2.患者の家族背景を理解する の巻

3.がんの集学的治療 の巻

4.カンファランスで処方確認 の巻

5.やっぱり高い? 抗がん薬 の巻

6.腫瘍内科医の思考回路 の巻

7.外科医の思考回路 の巻

8.薬剤師の思考回路 の巻

9.スペシャルポピュレーション の巻

10.治すための抗がん薬? 緩和的な抗がん薬? の巻


まとめ


其の伍 投与後のここに注目!

1.投与後のモニタリングとは の巻

2.副作用発生! の巻

3.その結果,本当に大丈夫? の巻

4.効果があった! その基準は? の巻

5.薬剤性肺障害の恐ろしさ の巻

6.抗がん薬治療におけるバイオマーカー の巻

7.オンコロジックエマージェンシー の巻

8.外来の流れはどうなっている? の巻


まとめ


其の六 症例にチャレンジ! 症例でポイントを振り返ろう

症例1:化学療法カンファランス の巻

症例2:外来通院治療室 の巻

症例3:薬薬連携 の巻


まとめ


其の七 患者コミュニケーションの心得

1.腫瘍内科医,外科医,薬剤師の心得 の巻


まとめ


資料

1.代表的なレジメン集

2.肝機能低下時に注意が必要な薬剤投与量一覧

3.主な支持療法一覧

4.患者指導に使えるあの手この手

5.抗がん薬についてさらにUPDATEしたい人へ