新訂 ウィンターの臨床薬物動態学の基礎

投与設計の考え方と臨床に役立つ実践法

¥8,800

●薬物動態モデルを単純化し、投与設計を系統的に学べます!

米国カリフォルニア大学薬学部臨床教授による臨床薬物動態学の実践的教科書"Basic Clinical Pharmacokinetics(第5版)"の完全翻訳版です。薬物動態モデルを極力単純化し、投与設計を系統的にわかりやすく解説するとともに、豊富なケーススタディを通して自然にその応用法が身につくように編集されています。医師、薬剤師、医薬品開発・臨床試験に携わる専門家、医学生および薬学生に必携の書です。

編著
Michael E.Winter/原著
九州大学薬学研究院名誉教授/福岡大学研究推進部客員教授 樋口 駿/監訳
篠崎 公一(北里大学薬学部准教授/北里大学北里研究所病院TDM室長)、平岡 聖樹(ブリストル・マイヤーズ株式会社クリニカルリサーチ統括部DMCP部部長)、川崎 まさ江(元 成和会 山口病院薬局/医薬翻訳)/編
発行日
2013年3月
判型
B5判
ページ数
506頁
商品コード
43884
ISBN
9784840743884
カテゴリ
目次

パート1 基本原理

1章 生物学的利用率 (F)

2章 投与速度(RA)

3章 望ましい血漿中濃度(C)

4章 分布容積 (V)

5章 クリアランス(CL)

6章 消失速度定数 (K) および半減期 (t1/2)

7章 最高血漿中濃度と最低血漿中濃度

8章 適切な式の選択

9章 血漿中薬物濃度の解釈

10章 クレアチニンクリアランス (CLCr)

11章 薬物の透析


パート2 薬物各論

1章 アミノグリコシド系抗生物質

2章 カルバマゼピン

3章 ジゴキシン

4章 エトスクシミド

5章 免疫抑制剤:シクロスポリン,タクロリムス,シロリムス

6章 リドカイン

7章 リチウム

8章 メトトレキサート

9章 フェノバルビタール

10章 フェニトイン

11章 テオフィリン

12章 バルプロ酸

13章 バンコマイシン


付録1 パート1と2の学習目的と学習目標

付録2 体表面積を計算するためのノモグラム

付録3 本文中を通して共通に使用される式

付録4 血漿中濃度の評価と解釈のためのアルゴリズム

付録5 用語・略語集