業績を向上させ強い組織をつくる!

医療・介護の現場を変えるマネジメント・バイブル

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●混沌とした時代を生き抜くために必要なマネジメントのヒントを集めました

医療機関や介護施設におけるマネジメント実務に役立つヒント集です。全9章(職場を改善する方法、物事の考え方、ビジネスの考え方、業務を管理する方法、業績を管理する方法、組織の作り方、組織の動かし方、効果的なコミュニケーション、人の能力の引き上げ方)にわたり、計120項目を掲載し、そのすべてに理解を助ける図を挿入しています。新任の管理職から理事長クラスまで、マネジメントに役立つヒントが満載です。


・自施設と他施設の比較・分析を行いたいときに
・医療機関、介護施設運営のヒントに
・新機軸を打ち出すときの材料として

編著
萩原 正英/著
発行日
2018年3月
判型
A5判
ページ数
344頁
商品コード
50714
ISBN
9784840750714
カテゴリ
目次

第1章 職場を改善する方法

1 問題解決と課題解決

2 問題解決と協働誘発

3 生産性=有効性×効率性

4 ロスベース発想とゼロベース発想

5 現状起点発想と将来起点発想

6 現状起点発想と理想起点発想

7 機能視点と資源視点

8 施策の対象と内容(方向と方法)

9 対策のカバー範囲と運用範囲

10 対策がうまくいかない8要因

11 計画の完成度と実行度

12 目標の達成度を左右する目標の明確度と難易度

13 目標水準と達成期限

14 全体目標と中間目標

15 進捗管理の期限と目標水準


第2章 物事の考え方

16 鳥の目と虫の目

17 全体最適と部分最適

18 WhyツリーとHowツリー

19 拡散思考と収束思考

20 目的志向と手段志向

21 モノ発想とコト発想

22 知識量拡大と並行的思考

23 連続思考と断続思考

24 シーケンシャル方式とコンカレント方式

25 振り子発想と風呂敷発想

26 独自性と差別性

27 手書きの発想効果と記憶効果


第3章 ビジネスの考え方

28 外部環境と内部環境

29 経営資源(人、モノ、金、情報)

30 経済価値と社会価値

31 顕在ニーズと潜在ニーズ

32 プロダクトアウトとマーケットイン

33 業績と顧客(患者)満足

34 顧客(患者)満足と職員満足

35 価値拡張と価値転換

36 トップカスタマーとテールカスタマー

37 スケールエコノミーとシェアリングエコノミー

38 市場性と事業性

39 自前主義と外部活用(オープンイノベーション)

40 プロダクトイノベーションとプロセスイノベーション

41 補完と競合

42 分業と協業


第4章 業務を管理する方法

43 QCT

44 定型業務,判断業務,企画業務

45 業務特性に基づく改善視点

46 業務プロセスにおける人ネックと設備ネック

47 業務と定員

48 標準化とカスタマイズ

49 仕組みと仕掛け

50 決める時間と決まる時間

51 重要性と緊急性

52 結果指標とプロセス指標

53 未然防止と再発防止

54 品質保証と品質管理

55 フィードバックとフィードフォワード

56 暗黙知と形式知


第5章 業績を管理する方法

57 原価管理(原価低減と原価統制)

58 生産性向上と価格低減

59 部門別原価とサービス別原価

60 購買管理の4レベル

61 実績管理と原単価管理

62 加算型展開と積算型展開

63 面積型展開と階段型展開

64 レベル、バラツキ、トレンド

65 先手投資と後手投資

66 投資対効果と費用対効果

67 損益分岐点グラフ(固定費と変動費)

68 市場シェアと顧客シェア

69 リスクの発生率と影響度

70 予防コストと失敗コスト

71 財務会計と管理会計


第6章 組織の作り方

72 戦略転換と組織変革

73 戦略に組織が従う、組織に戦略が従う

74 民主的意思決定と独断的意思決定

75 トップダウンとボトムアップ

76 分権と集権

77 機能別組織と事業別組織

78 水平的分業と垂直的分業

79 縦の統制と横の調整

80 垂直的任用と水平的任用

81 既存事業の実行力と新事業の発見力


第7章 組織の動かし方

82 仕事の管理と人の管理

83 企業理念と行動規範

84 方針管理と日常管理

85 人事評価の3側面(業績、能力、態度)

86 集団凝集性と目標一致度

87 人間関係の接触度と好意度

88 人間関係の物理的距離と心理的距離

89 態度類似度と好意度

90 ビジョン主導型リーダーと業務主導型リーダー

91 指示的行動と協働的行動

92 回避型モチベーションと接近型モチベーション

93 難易度と回避型モチベーション

94 衛生要因と動機づけ要因

95 動機づけ要因の期間と効果


第8章 効果的なコミュニケーション

96 聞いたこと,聞くべきこと

97 因果軸質問と時間軸質問

98 経験的対応と特性別対応

99 自分が知っている自分と相手が知っている自分

100 説得の構造(主張、論拠、事実)

101 異論と反論

102 論理的主張と共感的主張

103 分配型交渉と統合型交渉

104 Why重視プレゼンとHow重視プレゼン

105 読むプレゼンと話すプレゼン


第9章 人の能力の引き上げ方

106 知識とスキル

107 思考力、協働力、実務力

108 階層教育、職能教育、自己啓発

109 リーダーシップ、モチベーション、コミュニケーション

110 聞く効果と説明する効果

111 行動と意識から見た定着のメカニズム

112 教育効果測定

113 有効な行動の指導と成績圧力

114 配慮的対応と督励的対応

115 手段指示と目的指示

116 人材開発と組織開発

117 職務拡大と職務充実

118 ほめると叱る

119 ティーチングとコーチング

120 A人材とC人材への対応方法


コラム

問題を見つけることのできる人・できない人

地域から利用者がいなくなっている?

手段の目的化に陥っていませんか?

新しいアイデアを事業化するためのハードル

患者・利用者目線で考える

定量化で変わる、業務改善の効果

縦割りの弊害

工夫に終わりはない

「忙しくてできませんでした」の真意

「医は仁術なり」といえども

議論を活性化させる数字

意外と見ていない? 自社の組織図

スタッフが辞める本当の理由

仕事=能力×やる気

こんなに面白い経営理念

思いが人を動かす

自ら道を切り開くための説得力

所属する組織の価値観を理解していますか?