ICU感染防止ガイドライン 改訂第2版

¥2,200

最新の知見を盛り込んだ10年ぶりの改訂!

<今版の主な改訂点>
●本ガイドラインの根拠となった臨床研究論文のエビデンスレベルを“Ⅳ 法律により規定”を加えた4段階で記載!

●前版の内容に各種予防策について具体的内容を充実!

 欧米のガイドラインを参考に日本の実情に合った感染防止ガイドラインの必要性から国立病院集中治療部協議会ICU感染制御CPG策定委員会により「ICU感染防止ガイドライン」初版が2003年に策定されました。
その後10年が経ち、この間の新しい知見を同協議会ICU感染制御CPG改訂委員会にて科学的根拠を基に評価し、改訂版として編集されました。本書は、この「ICU感染防止ガイドライン改訂版」を詳細に解説。基本的感染防止のための環境つくりをはじめ、人員配置・抗菌薬使用、
部位別感染症対策、褥瘡の予防~感染の制御、除去などの項目も盛り込んだ、より臨床に即した記述となっています。

編著
国立大学病院集中治療部協議会ICU感染制御CPG改訂委員会/編
発行日
2013年2月
判型
B5判
ページ数
98頁
商品コード
44218
ISBN
9784840744218
カテゴリ
目次

第1章 ICUでの感染対策組織と権限

1 組織構成

2 権限

3 感染対策の評価

 

第2章 環境整備

1 ICUの設備

2 ICUの洗浄度・清掃

3 ICU入室時の履き替え・更衣

4 ICUの人員 5 各種予防策に基づく患者の隔離

 Ⅰ 標準予防策

 Ⅱ 感染経路別予防策 6 環境医療器具の消毒

 

第3章 抗菌薬の適正使用

1 ICUの特殊性

2 抗菌薬の適正使用

3 抗菌薬スチュワードシップに基づく適正使用

4 抗菌薬スチュワードシップ:その他介入

5 抗菌薬スチュワードシップの問題点

 

第4章 部位別感染症対策

1 人工呼吸器関連肺炎対策

2 血管留置カテーテルに関連した血流感染対策

  Ⅰ 中心静脈カテーテルの衛生管理

  Ⅱ 末梢動静脈カテーテルの衛生管理

3 尿路感染対策 

4 手術部位感染対策

5 褥瘡対策